プロフィール / 略歴

  

初期よリ抽象的な絵画を描いている。
自然の摂理・リズムをテーマにした『タイドグラフ』シリーズを経て、画面を構成する線の延長として様々な索材の棒を画面に貼リ付けた『スティックムーブス』シリーズを制作した。その後は純粋に造形要素の構成と視覚生理の視点から、垂直線と水平線と直角を排除した構成で平衡感覚への刺激を試みた、三角形のシェイプトキャンパスによる『均衡のパラドクス』シリーズを経て、ここ数年はクオリア(感覚質)の記憶をテーマに作品を制作している。
自然の中に一人でいる時にしか感じない様々な感覚や、目を閉じた時に瞼の裏に浮かぶ記憶の融合が作品の源となっている。

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