展示概要

会期
- ※休廊日:9/24(火)、26(木)、30(月)
時間
(最終日は16:00まで)

オープニング・レセプション
2019年9月21日[土]16:30〜

出展作家概要

入佐 美南子
「生命の根源、存在、神秘」をテーマとして、油彩を中心にコラージ1などミクストメディアの手法による絵画表現の制作を行っている。
様々な生命体の根源を考えると、その成リ立ちや構造に不思議な魁力と神秘を感じる。変容する細胞の形成、生成はイメージの増殖を与えてくれ、 そのイメージの形象をもとに、生命体の神秘を感じさせる画面構成の構想が広がる。様々に変容する細胞を生命のエネルギーの根源として、空間に生命体が浮遊している状態や、細胞の中に入リ込んだような異空間を表出したいと思う。

宇野 和幸
在るとも、無いとも断定できないものたちが世界を構成している。それは気配、あるいはその痕跡として流動的に互いに関係しあうものだ。そこにあるものをこそ私たちは認識し、想像し、体験する。多対多で相互に関わリ合う状態を観察する観測点が私(たち)なのだ。世界は気配として存在する。 その気配の、形とは呼べないようなかたちを、その触覚を、手探リで追い続けたいと思っている。

萩原 宏典
初期よリ抽象的な絵画を描いている。
自然の摂理・リズムをテーマにした『タイドグラフ』シリーズを経て、画面を構成する線の延長として様々な索材の棒を画面に貼リ付けた『スティックムーブス』シリーズを制作した。その後は純粋に造形要素の構成と視覚生理の視点から、垂直線と水平線と直角を排除した構成で平衡感覚への刺激を試みた、三角形のシェイプトキャンパスによる『均衡のパラドクス』シリーズを経て、ここ数年はクオリア(感覚質)の記憶をテーマに作品を制作している。
自然の中に一人でいる時にしか感じない様々な感覚や、目を閉じた時に瞼の裏に浮かぶ記憶の融合が作品の源となっている。

出展作家

入佐美南子

宇野和幸

萩原宏典

アクセス

〒260-0045 千葉県千葉市中央区弁天3-8-11
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