展示概要

会期
- ※休廊日:月・木
時間
(最終日は16:00まで)

Gallery睦 企画展に寄せて

この度ギャラリー睦企画の「黒川秀夫展」を開催することになりました。妻に先立たれた後銀行を定年退職し、孤老の私にとって唯一の生き甲斐は絵画制作となりました。
少年時代好きだった「昆虫」特に「蝶々」への憧憬は創作意欲を駆り立て、擬人化した「蝶々」の世界を詩的に追及し続けております。
今回、初めての個展開催を通じて多くのお世話になった方々や同僚、地域の人々と、自分の熱中している絵を紹介しながら旧交を温めたいと存じます。
絵画制作の年数も浅く個展開催には少し憚かられる思いもありますが、今後の勉強のため意を決した次第です。是非ご高覧いただきたくご案内させていただきます。

黒川 秀夫

プロフィール

1971年千薬大学文理学部法律科卒業
京葉銀行入行
2009年京葉銀行定年退職
2017年第67回千葉県展・知事賞
2018年第64回一陽展・特待賞 会友推挙
第68回千葉県展 会員推挙
2019年第50回記念千葉市民展・千業市長賞
第65回ー陽展・会友賞
第6回飯田弥生賞公募展・奨励賞
第69回千葉県展準依嘱推挙
2021年第52回千葉市民展会員推挙
2022年第53回千葉市民展・千葉市美術館長賞
第68回ー陽展会員推挙
2023年第46回千葉一陽展・会員努力箕
第2回グレートリープ大賞展・くさかべ賞
現在一陽会会員
日本美術家連盟会員
千葉県美術会会員(準依嘱)
千葉市美術協会会員

 

黒川絵画に思う

論語に「これを知る者はこれを好む者にしかず、これを好む者はこれを楽しむ者にしかず」とある。黒川さんは昆虫少年だったという。
その意味で黒川さんが蝶やクワガタを楽しく描く今の制作スタイルは、少年時代の夢の延長線上にある様にも思える。第1作目の50号作品「甲虫ワールド」が千葉県展で知事箕を受賞し、これ以上ない作家としてのスタートを切ることが出来た。その後は六本木の国立新美術館で開催される全国公募美術団体・一陽展で毎年受賞を重ね、咋秋は早くも会員に推挙され絵描きの仲間入りを果たした。また、飯田弥生賞展や芸術年鑑社主催のグレートリープ大賞展等の全国公募の美術コンクール展にも積極的に挑戦し受賞を果たすなど、今後が益々楽しみな作家である。黒川さんの粘り強い制作姿勢を観ていると米国の心理学者の「才能とは能力ではなく止められない性格である」との名言が浮かぶのである。

一陽会運営委員
千葉県美術会常任理事
濱田 清

出展作家

黒川秀夫

アクセス

〒260-0045 千葉県千葉市中央区弁天3-8-11
URL:gallery-mutsu.com
E-mail:info@gallery-mutsu.com